プール付きの一戸建てに住むことに憧れたことがある方も多いのではないでしょうか。
しかし実際に設置するとなると、メリットだけでなく、工事費用やそのあとかかる維持費についてもしっかり考えなければなりません。
そこで今回は、一戸建ての購入後にプールを設置するかどうか悩んでいる方に向けて、メリットや工事・維持のための費用はいくらぐらいになるのかを解説します。
一戸建てにプールを設置するメリットとは?
お子さんがいらっしゃるご家庭では、プールはお子さんの良い遊び場になるというメリットがあります。
そして、大人にとっては健康を維持するための良いトレーニング場所になるでしょう。
さらに、断水時に備えて生活用水を確保することも可能です。
お風呂の浴槽に水を貯めて断水に備えている方もいらっしゃいますが、浴槽レベルの水の量だと両親と子どもの3人家族でも3日で使い果たしてしまうといわれています。
大規模な自然災害が増えている近年では、プールは断水に対する心強い備えともなるのです。
一戸建てにプールを設けるのに必要な工事費用は?
すでに一戸建てを購入し、プールを設けるだけのスペースがあると仮定すると、大きさにもよりますがたいてい300万円から500万円の工事費用がかかるといわれています。
工事の過程は、鉄筋コンクリートで型枠を作ってから循環装置を取り付けて、それからコンクリートの打設と防水を施すだけであり、あまり難しいところはありません。
実は、プール本体よりもさらに重要なのはろ過器であり、これには十分な費用をかけることをおすすめします。
ろ過器の価格は数千円から数万円ですが、ここで費用を削ろうとすると後悔するかもしれません。
最近のろ過器であれば、水の入れ替えが1年に1回から2回で済むようになっているため、金額よりも性能を重視して慎重に選んでください。
一戸建てのプールを維持するための費用はいくらぐらい?
一戸建てに設置されたプールの維持のために発生するのは、水道代・ろ過器を動かすための電気代・塩素などの薬剤代などの費用です。
プールの大きさによっても変動しますが、全部で月額6,000円から1万円ほどになると考えておけば良いでしょう。
中の水はろ過器によって循環され、塩素などの薬剤で常時水質が保たれるようになっており、毎回水を入れ替える必要はありません。
しかし、中で泳げば水量が減ってしまい、自然に蒸発してしまう分もあるので、年間で全体の3分の1ほどの水を補充する必要があります。
まとめ
一戸建てにプールを設置すると、遊び場やトレーニング場所としての機能以外にも、断水に対しての備えとなるメリットも期待できます。
ただし、最初の工事には300万円から500万円、その後の維持管理のためには月々6,000円から1万円ほどの費用がかかることにご注意ください。
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