物件情報のなかには「長期優良住宅認定物件」と記載されているものがあります。
長期優良住宅とは通常の家と何が異なるのか、購入するメリットはあるのかなどが気になる方もいるでしょう。
そこで今回は、長期優良住宅の概要を始め、長期優良住宅を購入するメリットとデメリットをご紹介します。
マイホーム購入時に知っておきたい!長期優良住宅とは?
長期優良住宅とは、国が定めた「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」の基準を満たす家のことです。
長期優良住宅として認定されるためには、劣化対策や耐震性、省エネルギー性、バリアフリー性など、定められた条件をクリアしなければなりません。
マイホームを購入する際、何を指標にしたら良いのかがわからない方もいるでしょう。
しかし長期優良住宅に認定されているかどうかを見れば、家の良し悪しをわかりやすく判断できます。
長期優良住宅を購入するメリット
長期優良住宅を購入すると、住宅ローン控除の対象となる借り入れ限度額が5,000万円になり、一般住宅より2,000万円増えます。
また、全期間固定金利型のフラット35の場合には、当初10年間の金利をさらに引き下げられるフラット35Sを利用できます。
不動産所有者に課される固定資産税の減税期間も、一戸建ての場合は3年から5年、マンションの場合は5年から7年へと延長される点もメリットです。
不動産購入時にかかる不動産取得税の控除額も一般住宅の1,200万円に対し、長期優良住宅では1,300万円へと増額されます。
固定資産税評価額が2,000万円の例で計算すると、一般住宅は(2,000万円-1,200万円)×3%=24万円、長期優良住宅は(2,000万円-1,300万円)×3%=21万円です。
長期優良住宅を購入するデメリット
長期優良住宅は通常の住宅よりも性能面で優れていることから、どうしても購入費用が高くなりがちです。
また、申請費用として数十万円ほどの費用が発生する点もデメリットでしょう。
一方、長期優良住宅として認定されるには、維持保全計画に基づいて適切にメンテナンスをおこなわなければなりません。
メンテナンス履歴が残されておらず、適切にメンテナンスされていないと判断されると、認定が取り消される可能性があることも頭に入れておく必要があります。
まとめ
耐震性や省エネルギー性など、国が定める認定基準をクリアした長期優良住宅は、一般の住宅よりも性能面で優れています。
長期優良住宅は税金や住宅ローンなどの優遇を受けられますが、建設コストが高く、申請費用も別途発生するデメリットがある点に注意が必要です。
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