庭を造る際に重要なポイントのひとつとして、地面の素材の選び方が挙げられます。
素材の選択によっては手入れの手間や、活用可能な用途なども変わってくるでしょう。
今回は庭の地面素材として広く使われている芝、砂利、コンクリートについて、それぞれのメリット・デメリットを解説します。
庭のある一戸建て住宅の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
庭の地面素材に芝を用いるメリット・デメリット
芝には、天然芝と人工芝の2種類が存在します。
天然芝は緑の見た目が美しく、天然素材なのでほかの植物とも調和しやすいのがメリットです。
初期費用が安い点、柔らかく歩きやすいため小さな子どもを安心して遊ばせられる点もメリットといえるでしょう。
一方、天然芝は日当たりの悪い場所では育たない点、メンテナンスの手間がかかる点が大きなデメリットです。
定期的な芝刈りや除草が必要になるため、ランニングコストは高めになります。
また、季節の影響を受ける植物なので、冬場はあまり見栄えがよくありません。
人工芝は天然芝と近い見た目でありながら、メンテナンスの手間がかからないのが大きなメリットです。
デメリットとしては、天然芝に比べると施工費用が高いことが挙げられるでしょう。
一度設置すれば10年前後良好な状態が保たれますが、高温で溶けた場合や部分的に剥げてしまった場合は適宜張替えが必要になります。
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庭の地面素材に砂利を用いるメリット・デメリット
庭の地面素材に砂利を用いるメリットとしては、バリエーションが豊富な点とメンテナンスが楽な点が挙げられます。
砂利には価格や見た目が異なるさまざまな種類が存在するため、駐車場向けのような安価な砂利を選べば施工費用も節約が可能です。
化粧砂利などデザイン性の高いものを選べば、おしゃれで魅力的な庭も造れるでしょう。
除草シートなどを用いて施工すれば、天然芝のようなメンテナンスの手間もかかりません。
水はけが良く泥はねの心配がない点、歩くと音がするため防犯性が高い点も重要なメリットといえるでしょう。
一方デメリットとしては、落ち葉などが掃除しにくいことが挙げられます。
また、砂利の量が足りない場合は隙間から雑草が生えてきやすい点にも注意が必要です。
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庭の地面素材にコンクリートを用いるメリット・デメリット
庭の地面素材としてコンクリートを用いる大きなメリットは、耐久性が高い点です。
コンクリートの地面は強度が高く、車を乗り入れても地面が乱れる心配がありません。
平坦なため雪かきがしやすい点、しっかり排水機構を作れば水はけが良好な点もメリットです。
地面を覆ってしまうので、虫や雑草への対処が必要なくなる点もメリットといえるでしょう。
一方、コンクリートはほかの素材に比べると施工費用が高額です。
雨が降ると滑りやすい点、夏場の照り返しが厳しい点にも注意しなくてはいけません。
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まとめ
芝や砂利、コンクリートといった地面素材の選択によって、庭の雰囲気や用途は大きく変わってきます。
まずは理想の庭のイメージをしっかりと固めたうえで、予算やメンテナンスにかけられる時間を考慮し、素材を選ぶと良いでしょう。
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